〈調査データ〉
不動産ポータルサイトアットホームに公開された新築戸建の価格動向についてアットホー
ムが公表するものです。
※「アットホーム調べ」に基づく
〈対象エリア〉
東京都(23 区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市
〈定義〉
本調査では、上記対象データの「1 戸あたりの登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。

首都圏 8 エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)


首都圏 8 エリアの平均価格は、14 カ月連続して全エリアで前年同月超えと上昇傾向が続く一方で、上昇率はやや縮小し、東京 23 区は+9.7%と 12 カ月ぶりの 1 桁台になっている。上昇率 2 桁台のエリアは 18 カ月ぶりになくなり、前月比は、さいたま市と横浜市・川崎市の 2 エリアが上昇したものの、その他の 6 エリアは横ばいと全体的に小幅な動きとなった。
東京都(23 区/都下)



23区の平均価格は 6,817 万円で前月比+0.2%と上昇し、2017 年 1 月以降最高額を 2 カ月連続で更新した。また、前年同月比は+9.7%と上昇しているが、これは 7,000 万円以上の物件の占める割合が前年同月より+10.7 ポイントと増加したことが要因となっている。都下の平均価格は 4,692 万円で前月比+0.3%と上昇している。また、前年同月比は+5.2%と上昇しているが、これは平均価格を超える 5,000 万円台以上の物件の割合が合計で前年同月より+8.7 ポイントと増加したことが要因となっている。
神奈川県(横浜市・川崎市/他)



横浜市・川崎市の平均価格は 5,214 万円で前月比+0.5%と上昇し、2017 年 1 月以降最高額を 10 カ月連続で更新した。また、前年同月比は+7.4%と上昇しているが、これは 3,000 万円台以下の物件の占める割合が合計で前年同月より-7.7 ポイントと減少し6,000 万円以上の割合が+7.2 ポイントと増加したことが要因となっている。神奈川県他の平均価格は 4,013 万円で前月比+0.2%と上昇した。また、前年同月比は+8.5%と上昇し、前年同月超えは 26 カ月連続となっている。
埼玉県(さいたま市/他)



さいたま市の平均価格は 4,493 万円で前月比+1.1%と上昇し、2017 年 1 月以降最高額を 2 カ月連続で更新した。また、前年同月比は+6.9%と上昇しているが、これは 3,000 万円台以下の物件の占める割合が合計で前年同月より-12.5 ポイントと減少し、5,000 万円台以上の割合が合計で+9.0 ポイントと増加したことが要因となっている。埼玉県他の平均価格は 3,612 万円で前月比-0.2%と下落した。一方、前年同月比は+4.9%と上昇し、前年同月超えは 32 カ月連続となっている。
千葉県(西部/他)



西部の平均価格は 4,224 万円で前月比+0.1%と上昇し、2017 年 1 月以降最高額を 7 カ月連続で更新した。また、前年同月比は+8.8%と上昇しているが、これは 2,000 万円台以下の物件の占める割合が合計で前年同月より-10.7 ポイントと減少し、5,000 万円台以上の割合が合計で+6.7 ポイントと増加したことが要因となっている。千葉県他の平均価格は 3,173 万円で前月比+0.4%と上昇し、2017 年 1 月以降最高額を更新した。また、前年同月比は+5.9%と上昇し、前年同月超えは 14 カ月連続となっている。
考 察
全 8 エリアにおいて 14カ月連続で前年同月を上回り、上昇傾向が続く結果になっているがこれは、新型コロナウイルスやウクライナ情勢の影響によって、エネルギー価格や資材価格が高騰していることや、世界的な半導体不足や住宅設備機器も品薄になっているため、不動産の建築費も上昇傾向にあり住宅を新築する際の価格にも影響が及んでいます。新築住宅の高騰がいつまで続くのかは見通しが立っておらず、当分の間は、価格上昇は続いていき、また、新築住宅の高騰で購入層が減り中古住宅のニーズが増えていくのではないかと考えます。
