マンションの評価制度とは??

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今回は「マンションの評価制度とは??」についてです。

2022年4月から、マンション管理適正評価制度というものが始まりました。これは、第三者機関が関与し客観的にマンション管理を評価することで「管理品質」を知ることができるような仕組み、制度になっています。今回の記事では、当該制度の概要について解説します。

◆マンション管理適正評価制度とは?

マンション管理適正評価制度は、マンションの管理状態や管理組合の運営状態を第三者機関が評価し、それを報告する制度です。マンションを購入しようと思っている人が対象のマンションがどのように管理されてきたのか、今はどんな状態になるのかを知るのに役立ちます。マンションは建てて終わりではなく、メンテナンスや補修が必要になります。適切な管理がなされているマンションは本来の機能を維持し、資産価値の低下も最小限に食い止めることができますが、その逆だと住環境としての価値が低下し、もちろんそれが資産価値の低下にもつながります。マンション管理適正評価制度は資産価値の低下という問題を解決できる制度となります。

◆評価項目について

マンション管理適正評価制度で評価の対象になるのは5つの項目になります。それぞれ「S」から「D」まで5段階で評価点がつけられます。

1、管理組合体制関係
管理者が設置されているか、管理組合は定期的に総会を開催し、その議事録が作成されているか、マンション管理規約がしっかりと整備・運用されているかなどが評価の対象になります。

2、組合会計収支関係
管理費会計の収支がどうであるか、修繕積立金会計の収支がどうであるかといった財務の健全性に加えて、管理の滞納状況も評価の対象になります。

3、建築・設備関係
法定点検の実施状況、長期修繕計画書の有無、またこれまでの修繕履歴が適切に記録・保管されているかといった項目が評価されます。

4、耐震診断関係
耐震診断が実施されているか、実施されている場合はその結果はどうであったのか、さらに結果を受けて今後の改修計画は立てられているかといった部分が評価対象になります。

5、生活関係
設備などに異常が発生した時の緊急対応マニュアルの有無、消防訓練が実施されているか、防災マニュアルがそのマンションに合った形で整備されているか、などが評価対象になります。
※それぞれ得点が設けられており、カテゴリーによって配点が異なります。

・管理組合体制関係 ⇒ 20点
・組合会計収支関係 ⇒ 40点
・建築、整備関係 ⇒20点
・耐震診断関係 ⇒ 10点
・生活関係 ⇒ 10点

この5つすべてが満点だと合計で100点になります。

・Sランク・・・90点〜100点
・Aランク・・・70点〜89点
・Bランク・・・50点〜69点
・Cランク・・・20点〜49点
・Dランク・・・0点〜19点

◆高評価によるメリット

・居住者の満足度の高いマンションと認定される。
⇒管理が良好に維持されていることにより入居者の住管環境がしっかとしているということになりますので満足度の高いマンションと言えます。

・リセールバリューの向上が期待できる。
⇒マンションを将来的に売却するということであれば、マンションの価値は管理によって大きく影響を及ぼすとされており、管理がしっかりされているという高評価を得ることで価値が維持され売却時の価格向上に期待が持たれます。

◆最後に、、、

今回は、「マンション管理適正評価制度」について紹介してきましたが、マンション管理適正評価制度は、これから中古マンションを購入しようとされる方にとっては、一定の目安として活用が期待できると思います。「マンションは管理を買え!」というように、中古マンションの購入検討にあたって、マンションの管理状況を重視する方も増えています。この制度により購入物件検討時にあらかじめ管理状態について目安を知ることができ、管理状態が良好な物件に絞って物件を検討することもできます。是非こちらの制度を参考にマンションの購入をしてみてはいかがでしょうか。

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